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【8p左】     今回は、実に3年ぶりの公演となりました。この前
の芝居を終わってから、
「やりたいなあ」という気持ち にもなれなかったし、 実際そんな余裕もありませんで した。 職場が変わって、                  それまでの自分が置かれていた状
況が、異常だった(とまで書くと、言い過ぎか?)こと
に気がついて、しばらく休養していました。仕事で、
やってみたいことがいろいろあって、そういう野心も
あって・・・。
まあ、そううまくはいかないものだということに 早々気づいたところで、                      今回ガーギーと一緒にやろう
か、という話が出ました。しなちゃんと二人だと、い
ろいろやりやすい面もあるんだけど、お互いをお互い
追い詰めてしまうところがあって、
「ああもういやだ」 となりがちなのです。   ガーギーは、良く来てくれるお客さんで、うぃっと
のうたの時間の時なんか、
2日間も足を運んでくれる 熱心なしなちゃんファンです。    と、そういうガーギーと、だらだらだらと、時間を 過ごしていると、しなちゃんとガーギーの、過去に過
ごしてきた時間が、私には、見えてきました。
  しなちゃんもガーギーも、                          とある障害児の学童保育
園の職員で、しなちゃんは、その時のことをあまり語
りたがりません。まあ、私も前の職場のことは、あま
り考えたくなかったので。
  その学童には、何回か行ったことがあるのですが、
それは、私のような仕事のところからみると、実に不
思議なところでした。夏休みに寄ったのですが、ちょ
うどこどもたちが帰った時間で、明日の昼食の打ち合
わせをしていました。
メンバーは、男の人4人。それも、あやしげな風貌 の人ばかりです。メニューの話をしているのに、一言
誰かが何かを言うと、
                   それについてだじゃれを言って、
またそれを突っ込んで、ボケる、というのを繰り返し
ています。