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【8p中】 「へっ?この人たちで保育しているの?」
「昼食ってホントにできるの?」
「保護者会も、このメンバーでやっているの?」
  あとから聞いた話ですが、そう思っていたのは、私
だけではなかったようで、
                       浅草に遠足の下見に行った
時に、お店の人に「あのー、ロックの人ですか・」とい
われたとか、いないとか・・・。
  今は、事情があって、みんなそれぞればらばらにな っちゃったけど、そんなメンバーで、いろいろ過ごし
てきた季節があったのだろうという匂いが、
稽古をし ていてわかってきました。   ガーギーが、「ほら、これ海賊船(その時の保育グル
ープをこう名付けていた)のTシャツ」と、
着てきた時 には、 いいかげんなこと言うようで悪いけど、 「何だ、 積み上げてきた時間は、                      悪いことばかりじゃなかった
んじゃないか」と思ったのでした。
  広島の帰りに、滋賀に寄りました。やっぱり一緒に 働いていたメンバーが、 今はびわこ学園で働いている のです。 その人の話を聞いて、 奥さんの話を聞いて (奥 さんも元同僚)               、この夏は、私としては、しなちゃん
の過去をたどりながら、新しいことを積み上げる、と
いう旅でした。
  さてさて、夏にうぃっと新聞を出してから、いろい ろな人に宣伝しました。                      みんな新聞のことを覚えてい
てくれて、すごく喜んでくれました。自分としては、
芝居をやらなかったこの3年間、穴倉の中にこもって
いるような気分だったので、みんなの反応に、とても
元気づけられました。
3年間は、決して何もしていなかったわけじゃない んだ、パワーをためていたんだ、棚にあるCDを見て
も、
それがよくわかる・・・。                        稽古は全然足りないけど、
こんなに芝居が楽しみになったのは、久しぶりです。
すごくみんなに見てもらいたいと思うようになりま
した(前は、見に来てねー、なんて言えないことが多
かった)。